「ばらつきの少なさ」が、日本市場で選ばれる理由
商品の機能や価格は、競合と比較されやすい要素です。
しかし、ロットごとの品質のばらつきの少なさ ── これは、長期取引の現場でしか証明できない要素であり、ZASA がもっとも力を入れている部分です。
私たちは、義烏工場での量産において、以下の三段階で品質を管理しています。
第一段階:量産前検査(Pre-Production Inspection)
量産開始の前に、以下の項目を確認します。
・原材料の入荷検査:素材の規格・色・厚み・硬度などを、契約仕様書と照合
・金型の精度確認:寸法公差・型のメンテナンス履歴・試作品との一致度
・初回量産サンプル(First Article)の社内承認:実生産ラインで作った最初の数十個を、設計仕様・外観・機能の三軸で検査
・ホームブランド様への確認サンプル送付:必要に応じて、量産前にお客様の確認を経てから本格量産に移行
この段階で問題を見つければ、量産全体への影響を未然に防げます。
第二段階:量産中検査(In-Line Inspection)
量産ラインが稼働している間、以下の検査を継続的に行います。
・工程ごとの自主検査:各工程の担当者が、規定のチェックリストに沿って自工程の出来高を検査
・QC 担当者の巡回検査:1 ロット内で複数回、ランダムサンプリングによる抜き取り検査
・不良品の隔離と原因分析:不良が発見された場合、即時にラインを止めて原因を特定し、再発防止策を講じる
・記録の保管:各工程の検査結果・不良率・是正措置を、ロット単位で記録
この段階の徹底が、ロット内の品質のばらつきを最小化します。
第三段階:出荷前検査(Pre-Shipment Inspection / AQL 抜き取り検査)
出荷前に、国際的な抜き取り検査基準(AQL: Acceptable Qual
ity Level)に基づき、最終検査を行います。
・外観検査(AQL 2.5 / 4.0):傷・汚れ・色むら・成形不良・印刷不良
・寸法検査(AQL 1.5 / 2.5):主要寸法の実測値が、仕様書の公差内にあるか
・機能検査(必要に応じて全数 or 抜き取り):商品の主要機能が、規定の使用条件で正常に動作するか
・包装検査(AQL 4.0):内装・外装の印刷・破損・ラベルの位置と内容
・梱包形態検査:パレット積み付け・カートン強度・輸送中の保護性能
AQL 基準は、ホームブランド様の要求水準に応じて調整可能です。日本市場向けには、一般的な国際基準よりも厳しい基準を適用するケースが多くあります。
第三者検査機関への対応
ホームブランド様の依頼により、SGS・Intertek・Bureau Veritas などの第三者検査機関による出荷前検査にも対応しています。
・検査機関の指定に応じた立ち会い手配
・検査報告書(Inspection Report)の発行と共有
・指摘事項に対する是正措置の実施と記録
・再検査が必要な場合の対応フロー
日本のホームブランド様の品質保証部門との直接コミュニケーションにも、英語・中国語・日本語で対応しています。
品質に関する記録の保管
ZASA では、以下の品質関連記録を、ロット単位で最低 3 年間保管しています。
・原材料の入荷検査記録
・量産中の工程検査記録
・出荷前検査記録(AQL 結果)
・第三者検査機関の検査報告書
・是正措置記録(CAPA: Corrective Action / Preventive Action)
ロット番号から、各記録を遡って参照できる体制を整えており、市場で万が一の問題が発生した場合にも、原因の特定と対応が可能です。
「安定して同じ品質」を、長期で支える
品質管理は、一度の検査で終わるものではなく、ロットを重ねるごとに学習し、改善し続けるプロセスです。
ZASA は、ホームブランド様との長期取引の中で蓄積した品質データを活かし、次のロットの品質をさらに安定させていきます。
「日本の小売現場で、安心して並べられる商品を、安定して届け続ける」
これが、ZASA の品質管理に対する基本姿勢です。
お問い合わせ:
OEM / ODM・品質管理に関するご相談は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Email:info@zasa.co.jp



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